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ADHD脳は障害ではなく「ギフト」、"不注意・多動"は一部にすぎない――1万人以上の脳を診た脳内科医が伝えたい真実

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積み木で遊ぶ子ども
「ADHD脳」の能力を開花させる最大にして唯一の方法とは?(写真:eizan/PIXTA)
  • 加藤 俊徳 医学博士/「脳の学校」代表

INDEX

ADHDと聞くと、「多動」や「不注意」などネガティブな特性を思い浮かべる人は多いでしょう。しかし、それはほんの一側面にすぎず、ADHD脳を持つ子どもは、それよりもはるかに多くの天才的な能力を持っています。「超ポジティブ」「ノンバーバル思考」「桁外れのエネルギー」……そのすばらしい才能を開花させるには、まず一番近くにいる親がネガティブな視点ではなく、ポジティブな視点から子どもと向き合うことが重要です。
ここでは、脳内科医・小児科医の加藤俊徳氏の新刊『すごいADHD脳 -天才的な能力を200%引き出す方法-』から一部抜粋・編集して、すごい強みを持ったADHD脳の子どもが、その天才的な能力を存分に発揮するためのポイントを解説します。

すごいADHD脳は天才の素質

ADHDと聞いたとき、どんなイメージが浮かびますか?

「不注意」「多動性」「衝動性」

ほとんどの人は、この3つの特性を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、この3つの特性はADHD症状のほんの一側面にすぎません。そして、これらの症状があるからといって「発達障害」と断定する必要もないのです。

本稿では診断の有無にかかわらず、ADHD傾向にある人を含め、ADHD特有の優れた能力を持つ人たちを「ADHD脳」と呼ぶことにします。

ADHD脳は、これら3つの特性よりもはるかに多くのポジティブな特性を持っていることが、長きにわたる研究によってわかってきました。

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