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「手足口病」27都府県で警報レベル 大流行の背景と親が知っておくべき"痛がる子ども"への正しいケア【医師が解説】

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手足口病
流行している「手足口病」。どんな病気なのか、どんなケアが必要か医師が解説します(写真:key/PIXTA)
  • 久住 英二 立川パークスクリニック院長

INDEX

手足口病は、乳幼児を中心に流行する夏風邪の代表格です。数年おきに大流行を起こしていて、最近では2019年、2020年にも大流行しました。今年はそれ以来の大きな流行となっています。

14日に発表された国立健康危機管理研究機構(JIHS)の報告によると、第27週(6月29日~7月5日)に全国約2000カ所の医療機関から報告された感染者数(速報値)は1万5845人。1医療機関当たりの平均は7.03人で、警報レベルの目安となる5人を27都府県で超えています。

太い赤線が今年。感染症発生動向調査 感染症週報(iDWR)2026年第26週(6月22日~6月28日):通巻第28巻第26号より(こちらは26週のデータになります)

手足口病の典型的な症状は、手のひら・足の裏・口の中に現れる水疱と発熱で、強い痛みを伴うことが少なくありません。多くの場合は1週間程度で自然に治りますが、痛みに耐える子どもを見守る親御さんからしたら、つらいものです。

なぜ何度も感染するのか

手足口病を引き起こすのは、エンテロウイルスやコクサッキーウイルスと呼ばれるウイルスの仲間です。原因となるウイルスに複数の型があり、それによって症状が異なります。同じウイルスが起こす感染症にヘルパンギーナがあり、診療しているとヘルパンギーナと手足口病の両方の症状のある方もいます。

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