ヘバーデン結節などの症状――指関節の違和感や痛みは、基本的に手指を動かしたときに表れる。症状は強くなったり弱くなったり、治まったと思ったらほかの関節に表れたりと、変化していくこともあるそうだ。
「ただ、この違和感や痛みは数年で自然と和らいでいくことが多いです。一方で、関節が太くなったり、曲がったりした状態は元には戻らず、そのままの状態になります」
症状を軽減させるセルフケア2つ
痛みを伴わない変形は、日常生活には支障を及ぼさないかもしれない。だが、名刺を渡す、指先を人に見せる必要がある職業の人では整容的な側面からの問題は大きく、変形をできるだけ軽い程度にとどめておきたいと思う人も多いだろう。
下江医師も「手術によって変形を治すことは可能ですが、変形した指すべてに行うのは現実的ではないですし、手術なので体への負担も大きい。日常生活でのセルフケアが原則です」と話す。
実際、下江医師らがヘバーデン結節などの治療で最初に行っているのは、日常生活での工夫を中心とした保存療法だ。ここでは、2つのセルフケアを教えてもらった。


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