有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ

「扇風機で大丈夫」「電気代がもったいない」…エアコンをつけない高齢の親、「熱中症」になる前に子どもができること

6分で読める
暑いのに冷房をつけない高齢者には熱中症のリスクがあります(写真:B612 / PIXTA)

INDEX

「離れて暮らす親が、エアコンをつけてくれない」「熱中症で倒れてしまった」……。

毎年、梅雨ごろから、50代前後の子世代による悲鳴に近い声が聞こえてきます。

子どもは、親のためにといろいろ注意喚起を試みますが、困ったことに親は頑固……。しかし、熱中症は命の危険を伴い、回復した場合も、介護が必要となるケースがあります。頑なな親を熱中症から守るにはどうすればいいのでしょう。

毎年多くの高齢者が熱中症で死亡

毎夏、熱中症により大勢の人が救急搬送されています。今夏も、すでに搬送された報道がなされています。多くは軽症、中等症ですが、一部の方は命を落としています。2024年、2160人が死亡。そのうち、85%の方が65歳以上の高齢者でした。

都内で暮らすAさん(50代)も、実家で暮らす母親(80代)のことを心配している1人です。

「近年は極暑の期間が長くなり、不安です。昨夏、母は熱中症で救急搬送されました。『冷える』とか言って、エアコンをつけていなかったんです」

Aさんの母親は1人暮らしをしています。昨年の夏のある夕刻、Aさんが電話をかけても一向に応答なし。心配になり、近所の親戚に様子を見に行ってもらいました。親戚が合鍵で家に入ると、母親は居間でテーブルに顔をうずめたまま座っていて、ほとんど動けない状態だったそうです。

親戚が救急車を要請してくれて、一命をとりとめましたが、退院後介護が必要に。現在、要介護2で、Aさんは月1で帰省しています。

2/3 PAGES
3/3 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数