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「めんどくさいから話さない」が続くとどうなるか…脳に起こる"怖い変化"を精神科医が解説 1人が好きでも会話は必要

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カフェで会話する人たち
「めんどうだから」と他人との会話を避け続けてしまうと起きる、良くない変化とは?(写真:mits/PIXTA)
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逆にいえば、話さない状態というのは、換気扇を止めた部屋で、ずっと同じ空気を吸い続けている状態です。空気が悪くなっていること自体には、すぐには気づきません。でも、気づいたときには、

「なんか息苦しい」

「頭が重い」

「考えが堂々巡りしている」

という感覚が強くなっています。

「感じ方」の普通がわからなくなる

他人と話していると、私たちは無意識のうちに、とても大事なことをしています。それが「基準合わせ」です。たとえば何気ない会話の中で、

「それ、みんなそうだよ」

「いや、それはさすがに違くない?」

といった言葉を聞くことがあります。このやり取りは単なる相づちのようでいて、実は重要な「基準合わせ」の核といえるものです。「自分の感じ方はズレていないらしい」。あるいは、「これは修正したほうがいいことなんだ」という確認をしているのです。

人間は社会的な生き物ですから、自分1人だけで生きているわけではありません。感情も、価値観も、実はかなり他人とのやり取りの中で調整されています。ところが、「めんどくさい」を理由に人と話す機会が減っていくと、この基準合わせが起きなくなります。

・自分が今、気にしすぎているのか
・何か行動を変えないといけない状況なのか
・我慢が足りないのか
・逆に、無理をしすぎているのか

その判断材料が、どんどん消えていくのです。

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