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キャリア・教育 #アカデミックシフト 社会人から大学教授になる方法

"日韓逆転"の現場にいた元幹部が40代後半で選んだ新たな道。「アカデミックシフト」社会人から大学教授になる方法13

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林秀紀氏
木育玩具や高齢者向け玩具の研究者として注目される桜美林大学教授の林秀紀氏(撮影:筆者)
  • 西田 浩史 追手門学院大学客員教授、ルートマップマガジン社取締役・編集長

INDEX

追手門学院大学客員教授でもある西田浩史氏が、大学教員の「選別ロジック」の実態を解き明かす連載の第13回(隔週連載)。
三菱電機、サムスン電子で25年にわたりプロダクトデザイナーとして活躍し、「日韓逆転」の現場を目撃した桜美林大学芸術文化学群教授の林秀紀氏。今や木育玩具や高齢者向け玩具の研究者として注目される人物だ。転身時に最初に直面したのは「何を研究するか」という問いだった。大企業での実績をすべてリセットし、ゼロから研究テーマを見つけるまでの軌跡を追った。

三菱電機、サムスン電子と世界を舞台に戦う

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前回は、産業能率大学経営学部教授の松尾尚氏への取材を通じて、長く活躍する大学教員の4つの条件を探った。今回は、今年4月に教授へ昇進した桜美林大学芸術文化学群教授の林秀紀氏を取材。三菱電機、サムスン電子を経て、40代後半で研究者の道へ進み、ゼロから独自の研究領域を築き上げるまでの軌跡に迫った。

林氏は1990年に大学を卒業後、三菱電機デザイン研究所に入社した。最初は家電製品のデザインを手がけ、その後、携帯電話など情報通信機器のデザインを担当するようになる。NTTドコモの「iモード」全盛期、日本メーカーが世界市場で存在感を示していた時代である。グッドデザイン賞を93年のルームバー(インテリア冷温庫)デザインで初受賞して以降、携帯電話で連続受賞を重ね、2005年には世界3大デザイン賞の1つに数えられるドイツのiFデザイン賞を受賞した。「MITSUBISHI M800」は、国際的な評価を得た(下図参照)。

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