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人・人・人・犬・人・人・犬…という光景が当たり前 若き宮司はなぜ常識を破れたのか 年商300万円→10倍にした神社改革

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福島八幡宮のキャラクター・シロと吉開氏
福島八幡宮のキャラクター・シロと吉開氏(写真:福島八幡宮提供)
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8年前に吉開氏1人で始めた福島八幡宮の改革も、今では神職をはじめ、巫女のアルバイトなども含めると40人ものスタッフが関わる組織へと成長した。継いだ当初は300万円だった年収。現在はどうか聞くと、「仲間たちと分かち合えるほどには(増えた)……10倍以上ですかね」と話す。

異色の人材が集まるチーム

スタッフの多くが吉開氏に惹かれて集まった人材だ。

例えば、福島八幡宮を国内外の人たちに広く知ってもらうためには、ホームページの制作やSNSでの発信などのウェブ戦略が不可欠だ。またECによる「オンライン授与所」の運営も必要になる。

そこで「あなたにお願いしたい」と吉開氏が口説き落としたのが、外部のウェブコンサルタントとして神社改革に関わっていた河津一郎氏(55)だ。河津氏は自身の会社を経営する一方で、福島八幡宮の神職も務める。

神職には5つの階位があり、宮司になるには専門の大学へ進学するのが一般的なルートと、前回の記事で触れた。ただ、神職の最も基礎的な階位であれば、各都道府県の神社庁や神道系の大学が行う、約1カ月間の合宿形式の講習会を修了することで取得できる。

福島八幡宮のスタッフの多くはこの講習会を受けており、神職×ウェブコンサルタント、神職×書道家、神職×料理人などユニークな経歴を持つ人たちが並ぶ。

福島八幡宮のスタッフと吉開氏(写真:福島八幡宮提供)

書道家であり、古民家でピッツェリアVilla ARTISを営む中島千香子さん(39)もその1人。巫女として働いていたが、飲食業にも関わってきた経験を買われ、福島八幡宮に併設されているカフェ、カミカケ茶屋の運営を任された。

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