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転職採用で警戒される「他責思考」  面接官の誘導に乗って墓穴を掘る人に共通する"無自覚な回答"とは?

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面接のイメージ
「他責傾向」を問う質問に、無自覚な回答をしてしまうと「即座に不採用」の可能性も(写真:mapo/PIXTA)
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「ありました。前職の上司が細かい人で、逐一報告を求められました。仕事は結果ですし、報告が仕事ではないはずなのに、報告作業で仕事の大半を占める時もあり、不満でした」と回答したとしましょう。このままで終わると、「共感できる」となるか、他責傾向ありと見られるかは、面接官次第です。

もしこうした不平・不満を伝えたなら、その後に、

「とはいうものの、退職した今、冷静に当時を振り返ると、その期は私の成績が大して良くありませんでした。その点を気遣って上司は私のためにマイクロマネジメントをせざるを得なかったのだろうと分析しています。報告の際に都度アドバイスもいただけていたし、次の期は目標にも届いたので、当時は感情的になった時もありましたが、今では感謝しております」

と、ポジティブ方向でまとめておくことをお勧めします。

独断専行や他責の傾向があるかを見たい

Q.良かれと思ってした行動で迷惑をかけた経験はありますか?
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この質問は単に失敗談を聞いているわけではありません。ミドル世代ゆえに、「実力があるがために独断専行してしまう危険性」を懸念しつつ、「周りの理解が追いつかなかった」といった他責傾向がないか確認したいのです。

ここでも、特に心当たりがなければ、もしくは取るに足らない問題行動だったとしたら、「いえ、特にありません」の模範回答で大丈夫です。

とはいえ、ここは言い回しが丁寧な誘導質問ですから、「あります」と回答せざるを得なくなったというケースも多いです。そうなると、「良かれと思って」行った具体的な行動と、その結果起きたズレ、なぜそれが裏目に出たかの分析、その後のリカバリー対応、その経験を経ての学び、教訓といった流れで説明する必要があります。

AIに聞いてみると、回答案を2つ出してきました。

「はい、以前、後輩の業務負荷を減らそうと考え、良かれと思って彼の担当業務の一部を断りなく肩代わりしたことがあります。結果として、彼に『自分の成長機会を奪われた』と感じさせ、チーム内での情報共有が漏れるという迷惑をかけてしまいました。自分の親切心が、相手の主体性を損なう可能性があることを痛感しました。それ以来、まずは相手に『何か手伝えることはあるか』と意向を確認し、チーム全体で役割分担を合意した上で動くことを徹底しています」
「前職で、業務効率化のために新しい管理ツールを独断で導入したことがあります。現場の手間が減ると確信してのことでしたが、使い慣れた手法を変える現場のストレスを軽視しており、逆に作業スピードを停滞させる混乱を招きました。正論であっても、プロセスを共有しなければ組織では機能しないと学びました。現在は、変革を行う際は必ずスモールスタートで周囲の意見を吸い上げ、納得感を得ながら進めるプロセスを最優先しています」

(「独断で導入できるの?」といった細かい突っ込みは置いておいて)どちらも非の打ち所がない回答と言えます。こうしたAI回答の構成を真似て“自分なりの回答”に仕上げていくのは、もちろん「あり」です。

なお、ミドル世代ですので、そうしたお手付きのシーンがあったとしても、「今は改善されている」ことは、強調しておきましょう。

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