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BeRealが若者にここまで支持される理由、「映え疲れ」世代が求めた"盛らないSNS"の正体

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BeRealの利用画面
BeRealの利用画面。たとえ美容院でヘアセット中でも、通知が来たら2分以内に写真を撮って投稿する。この厄介な仕組みが、これまでBeRealをソーシャルメディアまでには発展させず、居心地の良いSNSとしての場を提供してきた秘密だというのが乗添氏の分析だ。(提供:BeReal)
  • 林 信行 フリージャーナリスト、コンサルタント
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投稿が見えるのは互いに承認し合った友達だけ。なので、本来はフォロワー数を競うものではないが、それでもフォロワーが増えてくると、中にはそこまで親しくない友達ともつながって、写真が他のSNSを通して世界に晒されてしまう危険がある。

2020年、パリで生まれたこのアプリは、24年にゲーム企業に約840億円で買収され、世界で4000万人超が使うサービスへと育った。日本では23年ごろに10代を中心に火がついた。逆に言えば、上の世代はほとんど見ていないSNSだ。

サイバーエージェントが25年12月2日に発表した「2025年Z世代のSNS利用率調査」ではZ世代の利用率22.8%に対し、その上の世代(29~60歳)は0.8%と大きな差が開いていることがわかっている。

Z世代とそれより歳上世代で極端に利用率が変わるのがBeRealの特徴だ。サイバーエージェントの調査記録より(画像:サイバーエージェント提供)
【写真を見る】BeRealが若者にここまで支持される理由、「映え疲れ」世代が求めた"盛らないSNS"の正体(11枚)

主眼は「投稿の心理コスト」にある

iQ Labが2000年代に生まれた「Z世代」と「α世代」を合わせた、いわゆるZα世代に対して行った調査によれば、LINE・インスタグラム・YouTubeはいずれも90%以上が利用し、生活インフラとして定着しているという。Xが73.9%、BeRealが46.8%、TikTokが42.7%と続く。

ミレニアル+Z世代の若手リサーチャーが中心となって若者文化を研究しているシンクタンク、iQ LabによるZα世代のSNS利用実態調査。BeRealはXにこそ及ばないもののTikTokを上回る存在感を持つSNSとなっている(画像:iQ Lab提供)

面白いのは、このうち「気軽に投稿できると感じるSNSはどれか」という問いへの答えで、なんとBeRealを挙げた利用者は64.1%にのぼったという。次点のインスタグラムは52.5%で、ThreadsやTikTokは10%にも満たない。

iQ LabがZα世代を対象に行った調査で、BeRealは利用率では5位ながら「気軽に投稿できる」という視点では1位のサービスに選ばれており、まさにこれこそが若者にとっての同サービスの魅力であることがわかる(画像:iQ Lab提供)
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