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昭和の遺産《アニマルレストラン》が予約困難なほど大人気!…令和の今も変わらず支持される"深い訳"

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レストラン「メヒコ」の看板
シーフードレストラン「メヒコ」では、非日常的な空間で食事を楽しめる(写真:筆者撮影)
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さらに、その人気は店内だけにとどまらない。

創業当初から続くテイクアウトのカニピラフも、地元の人たちに広く親しまれている。価格は小2023円、中2678円、大3434円(税込)。小林さんによると、週末には1日100個ほど売れ、繁忙期には500個近くに達するという。

こちらは店内で食べたカニピラフ。Mサイズ2068円(税込)(写真:筆者撮影)

「お盆や年末年始は予約が取れないこともありますから、ご自宅でもメヒコを楽しみたいという方にご利用いただいています」

帰省した家族が集まる食卓にカニピラフが並ぶ。そんな光景もまた、いわきではおなじみだ。メヒコは、もはや地域に根付いた食文化のひとつなのかもしれない。

フラミンゴの繁殖もするメヒコの強み

そして、忘れてはならないのがフラミンゴの存在だ。

高度経済成長期に誕生したコンセプトレストランは、時代の変化とともに姿を変えたり、閉店したりするケースも少なくない。維持管理には手間もコストもかかるからだ。

しかし、メヒコは飼育や繁殖を内製化することでコストを抑え、創業以来のコンセプトを守り続けている。

「フラミンゴの飼育自体は、それほど難しくないんです。ただ、飼育環境を清潔に保つことには力を入れています」

フラミンゴ館では毎朝、開店前にスタッフが2時間かけて清掃を行っている。ガラスや水場を磨き、土をふかふかに耕す。フラミンゴたちが快適に暮らすために欠かせない作業だ。

赤ちゃんにミルクを与える様子。フラミンゴの喉には「素のう」という器官があり、ここで「フラミンゴミルク」といわれる栄養たっぷりの液体が作られる。なお、赤い色素が含まれているためミルクの色は真っ赤なのである(写真:筆者撮影)

フラミンゴたちにとって居心地の良い環境だからこそだろう。その成果は繁殖にも表れている。

取材をした5月末は繁殖期のピーク。ヒナが2羽生まれており、卵を温めるフラミンゴの姿を見ることもできた。運が良ければ、卵からかえる瞬間に立ち会えることもあるという。

なお、親鳥が温めない卵は、人工孵化器で育て、その後はスタッフが親代わりとなって世話をすることもあるそうだ。

フラミンゴが生まれると、レストランの外の旗で生まれたことをお知らせしてくれる(写真:筆者撮影)
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