地元の人にとっては思い出のレストラン。県外の人にとっては、わざわざ足を運びたくなる非日常空間でもある。
なお、メヒコは現在、福島県、茨城県、東京都に13店舗を展開している。そのうちフラミンゴ館が5店舗、サメやエイなどが泳ぐ大水槽を前に食事ができる「水族館」が3店舗、海を望むロケーションが魅力の「オーシャンビュー」が2店舗、そのほかにも3店舗。
フラミンゴの印象が強いが、必ずしもメヒコ=フラミンゴではないので注意してほしい。店舗ごとに異なる魅力があり、どの店舗でも、昔ながらの洋食レストランのような雰囲気のなかで、特別なシーフード料理を楽しむことができる。
無言でカニと格闘する
メヒコで多くの人が迷わず注文するのが、看板メニュー「伝統のカニピラフ」だ。チーフマネージャーの小林直樹さんによると、来店客の約9割が注文するという。
カニピラフはSサイズ1848円、Mサイズ2068円、Lサイズ2398円(すべて税込)。「むき身」と「殻付き」の2種類から選べる。現在は食べやすいむき身が人気だというが、せっかくならと殻付きを選んだ。
目の前に運ばれてきたのは、ズワイガニが豪快に乗った一皿。
ピラフが見えなくなるほどのカニに、思わず目を奪われる。そしてここから、身をほぐすというひと仕事が待っている。
カニフォークとハサミを使い、殻から身を掘り出していくのだ。カニの身をほぐすことに全集中するので、このときばかりはどんな祝いの席だろうと無言になる。

