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実は「ブレークスルー」を模索していた一面も…作中でのび太が自らを鼓舞していた《壮大なハッタリ》のセリフ

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のび太が作中でかましていた意外なハッタリを紹介します(写真:Luce)
  • 横山 泰行 富山大学名誉教授/ドラえもんアナリスト
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あなたの子どもの頃の夢は、どんなものでしたか? それは、かなったでしょうか? 大人より子どものほうが、自分にストッパーをかけずに大きな夢を語ることも多いでしょうから、大人になってから当時を振り返ると「かなうはずないじゃん!」と笑ってしまうようなものであったかもしれませんね。

「俳優になって世界で活躍する」

「総理大臣になって、日本をもっとよくする」

「宇宙飛行士になって宇宙人と会う」

どれも、なかなか実現性が低いものですが、子どもは思いつくままどんどん夢を語ることも多いですよね。でも、だから楽しかったのではありませんか? 「かなうはずもないような夢なら最初から口にしない」なんて言うのは、そっけない感じがしませんか? 夢はかなえるためだけにあるのではなく、口にして楽しむという側面もあるのですから。

大人の方も大いに夢を口にしましょう! どんなに非現実的なことだっていいではありませんか。大人は、毎日毎日、極めて現実的な世界で生きています。もちろん、そのことを受け止めるのは大事です。現実社会に対応できなくては、家族を守ることさえ難しくなってしまいますから。

でも、それだけでは疲れてしまいますよね。たとえば、宝くじを買ったとき、大人だってこんな会話を交わすはず。

「10億円当たったら、何に使う?」

「そうねえ、まずマンションを買って、残りは高級車と貯金かな」

「船旅もいいよね。すごく高いワインとか飲んでさ」

「いっそのこと、外国で暮らすというのもありかも」

当たる確率の低さはさておき、楽しい想像が尽きないのではありませんか? これと同じように、語るだけの楽しい夢があってもいいと思うのですが、いかがでしょうか。のび太にならって、いつでも大きな夢を掲げていきましょう!

「壁」は自分を成長させてくれる貴重なもの

種類は違えど、壁は誰にでも存在します。そして、以下で紹介する話の中でのび太が言うとおり、壁をつきぬければ道が開けます。でも、1つの壁を乗り越えた向こうにも、また新たな壁が現れます。新たな壁は、前の壁よりももっと高くて険しいものである場合も多いです。

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