有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ

孤独が怖くて「人とつながろうとする」大人に精神科医が伝えたいこと 「無理につくる人間関係よりも大事なもの」とは

5分で読める
人間関係は「作るもの」だと思うと重くなりませんか?(写真:mits/PIXTA)
2/3 PAGES
3/3 PAGES

子どもの頃は、気軽な「友達」が多かったですよね。それは、学校という「場」が勝手に人を集めてくれたからです。仲良くなろうと意識しなくても、毎日顔を合わせるだけで、関係はできていました。

『人生迷子-立ち止まったときの処方箋-』(ワニブックス)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

でも、年を重ねてくるとそうもいきません。大学生になると、クラスはあるものの、それぞれ取る単位が違い、ゼミもある。毎日みんなで顔を合わせる場所はなくなっていきます。その代わりにサークルや部活があるわけですが、私はどこにも所属しなかったので、まずここで少しさみしさを感じました。

また、社会人になると結婚した人には家庭ができ、仕事が忙しくなり、それぞれが、それぞれの人生を歩き始める。学生時代のように、「今日どうする?」と軽く声をかけられる関係は、どうしても減っていきます。

気が付けば、友達はいるけれど、「しょっちゅう会える人」はいない。これは誰でもそうです。あなたに問題があるわけではなく、大人になると、友達は自然に減るものです。

「意図的に作らないと、増えない」。これが大人の人間関係です。だから、気軽に誘える人がいないと感じたら、意図的に接点を作る必要があります。それだけの話なんです。

「顔見知りと少し話す」でいい

たとえば、こんな接点がありますよね。

・同じ職場の人
・近所の人
・同じ場所で、定期的に顔を合わせる人

接点が多い人でなければ、「気軽さ」は生まれません。私自身はどうしているかというと、スポーツジムなど定期的に通う場所をいくつか持っています。顔を見知った人と、少し話す。それだけで、人とのつながりは保たれます。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数