ですから、「うちには関係ない話」と考えて、セキュリティ対策をしていない企業こそ、狙われる可能性が高いのです。しかし、経営者は興味・関心のわかないものには投資判断ができません。投資判断に必要な知識や現状の理解も不十分です。
そのため、危機意識を持っている情シスや総務などの現場社員から「うちもセキュリティ強化をした方がいいです」という提案が理解できない。
「そこに投資する意味がわからない」「すでにセキュリティ対策はやっているんじゃないのか?」「システムベンダーに任せているから大丈夫だろう」として却下してしまうのです。
特徴2. 情報の価値や、ITシステムの価値そのものの理解に乏しい
会社経営における重要な資源は「人、モノ、お金、情報」であることは、疑う余地がないでしょう。その中でも「情報」は、比較的新しい概念。時代が進むにつれて存在感が増しており、価値も高まっています。
倒産しやすい企業は「情報」の価値や、ITシステムそのものの価値を軽視する傾向にあります。するとどういうリスクがあるでしょうか。
例えば、突如ランサムウェア被害に遭った場合、自社内にある基幹システムが破壊されたり、その中に含まれている情報が盗み取られたりして、公開されてしまいます。
業務におけるITやシステム依存度が高い場合、その瞬間から業務ができなくなり、社内が大混乱に見舞われます。

