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習近平訪朝の裏で中国が警戒するロシア・北朝鮮間の新橋、中国がほしがる「日本海出口」をロ・朝はなぜ閉ざすのか

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2026年4月、北朝鮮北東部・日本海に注ぐ豆満江に架かるロシアと北朝鮮を結ぶ道路橋で行われた「式典」(写真:ロシア運輸省ホームページ)
  • 中野 鷹 中国・北朝鮮ウォッチャー
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日本からも60人ほどがエントリーしていた2026年の「平壌マラソン」は、大会の約1カ月前に北朝鮮側からの連絡が途絶え、まずイギリスの旅行会社がツアー中止を発表した。

その後も音信不通が続き、日本からのツアーも中止を余儀なくされた。北朝鮮の官製メディアでも大会に関する言及が一切確認できないため、2026年は大会自体が中止されたと見ていいだろう。

日本人も参加予定だった「平壌マラソン大会」もうやむやに

現時点になっても、手配を行っていた中国の旅行業者に対し、北朝鮮側のカウンターパートである「体育国際旅行社」からの正式な連絡はなく、音信不通のままだ。2026年の大会に関しては、ランナーたちは「非観光目的」の団体ビザを取得して訪朝する手配が進んでおり、中国当局からも出国容認の確認が取れていたという。

正式な連絡がないため、中止の理由は推測の域を出ないが、関係者の間では、2026年2月28日から始まったアメリカによるイラン攻撃が影響した可能性が高いと囁かれている。今大会の参加予定者にアメリカ人は含まれていなかったとみられるが、欧州やイスラエルの籍を持つランナーは多数含まれていたとされる。

開戦当初、どの国がアメリカを支持し、どの国が反対しているのか情勢が見極められない中、北朝鮮側が疑心暗鬼に陥り、急きょ外国人の入国をストップさせたのではないかと関係筋は明かす。

マラソン関連で中国国内のトレンドに触れておくと、ここ十数年の市民マラソンブームに乗り、中国全土で多数の大会が開催されるようになっていた。

しかし、習近平政権による規制や圧力が高まった結果、歴史の浅い地方大会を中心に中止が相次いでいる。過当競争に走った地方都市が高額な報酬を支払って外国人のプロランナーを招待し、賞金レース化が常態化したことで、地元市民を置き去りにした大会が増えたことが規制の理由だという。

こうした国内事情もあり、海外のマラソン大会へ目を向ける中国人ランナーが増加している。

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