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習近平訪朝の裏で中国が警戒するロシア・北朝鮮間の新橋、中国がほしがる「日本海出口」をロ・朝はなぜ閉ざすのか

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2026年4月、北朝鮮北東部・日本海に注ぐ豆満江に架かるロシアと北朝鮮を結ぶ道路橋で行われた「式典」(写真:ロシア運輸省ホームページ)
  • 中野 鷹 中国・北朝鮮ウォッチャー
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2020年1月、コロナ禍以降に国境を閉ざした北朝鮮。これまで何回か、中国との関係改善や観光やビジネスなどの人的往来再開の可能性が囁かれてきた。この半年ほどでも、次のようなことがあった。

まず、ビザだ。中国はコロナ禍による国境封鎖を解除した2023年1月以降、北朝鮮人への新規ビザ発給を厳しく制限していた。駐在員であるにもかかわらず就労ビザが下りず、30日間や60日間の短期観光シングルビザで対応せざるをえなかったため、毎月のように往来を繰り返すケースもあった。

さらに、1年間滞在できる就労や学生ビザ以外は、年間の滞在日数が180日を超えてはならないという規定があるため、実質的に半年しか滞在できない状態が続いていた。このビザ規制が、2025年10月頃を境に緩和されたようだ。コロナ前のように、1年間滞在可能な就労ビザを取得しているケースが確認され始めた。

中朝間の国際列車が運行再開

遼寧省瀋陽や上海など、複数の都市に赴任している北朝鮮人駐在員が実際に就労ビザを取得しているため、発給制限が緩和されたと見て間違いない。これと連動してか、帰国者と同数の再入国が許可されずに人手不足に陥っていた中国国内の工場などでも、働く北朝鮮人労働者の姿が2026年に入ってから増え始めているという。

また、過去に何度も「再開直前」と報じられながらも実現していなかった中朝国際列車が、2026年3月12日、ついに6年ぶりの運行再開を果たした。この再開を受けて一部の韓国メディアなどは「観光再開か」と大々的に報じたが、前述の通り、現在も観光目的の北朝鮮渡航は再開されていない。

観光目的での出国が認められないため、遼寧省丹東の関係筋によると、国際列車の乗客の多くは北朝鮮人の帰国者や関係者だという。

また、3月30日には北京―平壌間の中国国際航空(エア・チャイナ)の空路も再開された。こちらは初回運航後に一度中断したものの、5月の連休明けに再開され、現在は毎週月曜日の週1便が運航している。

現在、中朝を結ぶ空路は瀋陽から週2便、北京から週3便が平壌へと飛んでいることになる。「観光客が途絶えているのに、これだけのフライトが維持されている理由がよくわからない」と、中国の旅行業者も首をかしげる状況が続いている。

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