時間的には数十分間で、そこまでの被害はなかったが、飛行機の運行に影響が及ぶこともしばしばだという。日本代表は今後、午後から夕方にかけてのフライトを使うことが多い。天候の影響で足止めを食らうことがないように祈るしかない。
一方、今回は施設面がかなり恵まれている。日本代表がトレーニングを行うのは、MLS(メジャーリーグサッカー)・ナッシュビルSCのトレーニングセンター。ナッシュビル南東の郊外にあり、ダウンタウンからは約24km離れている。ナッシュビル空港には車で20分程度でアクセス可能。移動負担が大きくないロケーションはありがたいはずだ。
しかも、天然芝ピッチのコンディションは良好で、内部にはトレーニングルーム、ホットバス、アイスバスなどのリカバリー設備もそろっている。
「僕は10年の南アフリカ大会から5回、W杯に行っていますけど、ナッシュビルはすべてにおいてレベルが高い。中の部分もそうだし、環境面は今までとは違った部分がある。相当過ごしやすいです」と39歳の大ベテラン・長友佑都もうれしそうに語っていた。
ここの施設を使うのは、6月10〜12日、15〜18日、21〜23日、そして26日から数日の合計10日あまりしかない。それでも、ここでじっくりと調整して、選手・チームを万全の状態に仕上げることはできそうだ。
「今回は(サポートプレーヤーとして帯同している前キャプテンの)吉田麻也さん、メンター役の拓実くん(南野、モナコ)がサポートしてくれていますし、申し分ないメンバーがそろっている。施設もメチャクチャいいですし、言い訳はできないですね」と、エースナンバー10をつける堂安律(フランクフルト)も神妙な面持ちでコメント。この直後にキャプテン・遠藤航(リバプール)が離脱し、板倉滉(アヤックス)が新たなキャプテンに就任するという急展開があったものの、あらゆる逆境を乗り越え、オランダ戦から結果を残すしかない
ベテラン記者が直面した移動の災難
代表チームに関わる面々はモンテレイで感じたストレスから解放され、伸び伸びと生活できているだろうが、われわれメディアは苦労もある。筆者もモンテレイからナッシュビルに移動してくるフライトでいきなり冷や汗をかいた。
モンテレイ〜ナッシュビル間の移動はダラスを経由するのが一番効率的で、移動時間も短く済む。だが、筆者はコストを考えてデトロイト経由のアエロメヒコ航空とデルタ航空のコードシェア便を選択した。
