結婚相談所に登録しているからといって、全員が同じ熱量で活動しているわけではない。仕事が忙しい、プライベートを優先してしまう、あるいは「いい人がいたら結婚したい」という漠然とした気持ちだけで登録し、実際には行動が伴っていない人も一定数いる。
そうした人たちは、お見合いが成立しても、日程調整が後回しになる。しかし、待たされる側の気持ちはどうだろうか。
申し込みをして、相手が受諾してくれたときには、「もしかしたらこれが運命の相手になるかもしれない」という期待を少なからず抱く。それなのに、何日経っても何の連絡もない状態が続けば、「本当は会う気がないのではないか」と感じてしまうのも無理はない。
こうしたケースの場合、待たされた側にはすでに不信感が芽生えていて、その気持ちを抱えたままお見合いに臨むことになる。そんなお見合いが、いい結果を生むはずはない。
結局、ようこから日程候補が届いたのは、お見合い成立から10日後のことだった。そこからお見合いが実施され、特に大きな問題もなく終わったのだが、終了してすぐにさとるから、「交際は、辞退します」という連絡が入った。
また会いたいと思える女性に
ようた(仮名、37歳)は、たつえ(33歳、仮名)とお見合いが成立したときから、大きな期待を抱いていた。プロフィールに掲載されている写真は美しく、都内中心部に勤めているようたにとって、23区内に住むたつえは距離的な相性もよかった。
お見合いを終えたようたは、弾んだ声で“交際希望の連絡を筆者に入れてきた。「久しぶりに、ぜひまた会いたいと思える女性に出会えました」。
その後、たつえからも交際希望が来て、無事に仮交際へと進むことができた。

