西村:子ども自身も、スマホやタブレットを30分見たあとに視線を変えると「なんか見え方がおかしい」「ピントが合わない」と感じていることがあります。
窪田:それはまさに、目の筋肉が疲弊しているサインですね。
西村:そういうときに、私は理科の「目のつくり」の話につなげて興味を持たせることもあります。「今、目の筋肉がこういう状態になっているから見えにくいんだよ」と説明すると、子どもは納得してくれます。
窪田:近くを見続ける「近見作業」をすると、眼球がラグビーボールのように前後に伸びてしまい、近視になります。一度伸びた眼球は元には戻りません。
西村:それは怖いですね。
窪田:子どもは自分の視力低下に気づけないので、親が気づいたときにはかなり進行していることも多いんです。だからこそ、年1回の近視検査は必ずしてほしい。「発症する前に」対策することが何より大切ですね。
受験は「日常生活の延長線上」にある
西村:私が長年考えてきたのは、「受験は日常生活の延長線上にある」ということです。睡眠、食事、運動、会話といった「総合力」が一番大きく関係してくる。
窪田:本当にその通りだと思います。目・視覚から伝わる情報の量はとても大きいですし、見えていないと学習効率が根本から落ちてしまいますよね。
西村:私自身、近視で苦労した経験があるからこそ、子どもたちには「そうならないように気をつけてね」と伝えていきたいと思っています。
窪田:学生時代に家庭教師をしていたのですが、その生徒が親になった際に「先生のお子さんにも家庭教師をお願いしたい」と依頼をいただき、実際に私の息子が担当したこともありました。
西村:それは素晴らしいご縁ですね。
窪田:家庭教師というのは、子どもの一生に大きなインパクトを与える存在だと思っています。西村先生のような「子ども一人ひとりに寄り添う先生」が増えれば、子どもたちの未来はもっと明るくなると強く感じました。


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