「お店の中はいつも笑顔であふれていて、ここに大きなやりがいを感じました。看護師の仕事とは、やっぱりちょっと職場の雰囲気が違ってて……。本格的に働きたいってパパに相談したら、ものすごく嬉しそうな顔をしてくたんです。周りの友達も背中を押してくれました。だけどママだけは“もしかして無理矢理パパに引き抜かれたのでは?”と最初は疑っていましたね笑」
飲食業だからこそ得られるやりがい、仕事の楽しさを感じている竹内さんは、「ここだけの話、まかないで毎日うどんが食べられるのも幸せです」と正直な気持ちを教えてくれた。その一方で、“うどん職人”になったからこその苦労や悩みも抱えているようだ。
「私がドンクサイこともありますが、毎日のように火傷と戦ってます。うどんをこねたり踏んだり、現場作業も多いので、体力をめちゃくちゃ使うのも悩みの種ですね」
「筋肉もヤバイです。仕事してるだけで自然と筋肉が付くんですよ。半袖やキャミソールを着ると、自分の腕のたくましさに驚くことがあります。私はうどんだけでなく、卵や肉料理も大好きなのですが、油断すると“筋トレ飯”みたいになっちゃうんです。仕事で筋肉を酷使して、たくさんタンパク質を摂れば、そりゃまあ筋肉も付くよなと……」
竹内さんに右腕を見せてもらったところ、痛々しい火傷の跡がたくさんあった。過去には火傷が原因で、包帯グルグルで出勤したこともあったそうだ。上腕二頭筋(力こぶ)も見せてくれた。
職人としてのたくましさに驚かされる一方で、「ノリのよさ」も印象的だった。話していると自然とこちらまで笑顔になってしまうような、周りをぱっと明るくさせる魅力のある女性だった。
竹内さんが「心の中でガッツポーズ」する瞬間
『手打ちうどん ごだいさん』は午前11時~深夜2時までの“通し”で営業している。年末年始の5日間を除き、月曜から日曜まで営業している同店で、竹内さんはどのような働き方をしているのか。
