名前がついて腑に落ちる
名前がつくとスッキリすることってある。
病院に行くのは不調を治したいからだが、医者から「風邪です」とか「胃腸炎です」と名前をつけてもらえると、このあとどちらに向いてなにをすればいいかはっきりする。深刻な病気ならそうもいかないこともあるけれど、少なくとも現状を把握できたという意味では、一歩前進だ。
「マウンティング」とか「ハラスメント」なんて言葉もそう。なんとも説明し難い心のモヤに名前がついただけで、モヤモヤしていたのは私だけではないのだと、スッキリ心強くなる。他者に説明もしやすくなる。同時に、自分の行動にも気をつけることができる。
視覚的な認識は、より雄弁だ。体重計が存在するのは、数字に一喜一憂するためではない。ズボンがきつくなった、シャツのボタンが留まらなくなった、もしくはスカートがゆるゆるになったなんてことになる前に、数値で視覚的にお知らせしてくれるのが本来の役目。
どうにも歩くのがしんどいと思ったら2キロ太ってたなんてこと、私にはよくある。ゆったりした服を好んで着ていると、2キロくらいじゃ気づかない。

