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ライフ #“聖地”巡礼 あの名作の舞台地を訪ねて

「意外とロケ地に選ばれなかった」大阪が、ドラマ『月夜行路』で再注目のワケ…東京では難しいロケも"義理人情"で叶う?

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大阪 道頓堀
オフィス街やレトロな街並み、異国情緒漂う風景など、さまざまな顔を持つ「大阪」(写真:筆者撮影)
  • 古関 和典 ロケ地研究家、コンテンツツーリズム研究家
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阪急うめだ本店や阪神梅田本店など、大阪を代表するデパートをバックにした大阪駅エリアを象徴する場所で、よくバラエティ番組の街頭インタビューにも登場しています。大阪駅の反対側には、今開発中で話題の新スポット「うめきたエリア」があります。

そんな大阪駅からすぐ、梅田新道を渡って反対側にあるのが、『曽根崎心中』に登場する「露天神社(お初天神)」です。

街中に突如現れる「露天神社」(写真:decoplus/PIXTA)

『曽根崎心中』は、江戸時代に実際に起きた心中事件をもとに、近松門左衛門によって書かれた浄瑠璃作品。遊女「お初」と商人「徳兵衛」による悲恋のストーリーですが、同所は、恋愛成就の神社としても親しまれてきました。

境内には「お初」と「徳兵衛」の像があり、作品の世界観に没入できる聖地巡礼スポットとなっています。ドラマ第1話では、大阪にやってきた「涼子」と「ルナ」が最初に訪れた場所として印象的に登場しました。

周辺はアーケード商店街や飲食店、ホテルが立ち並ぶエリアとなっていますが、ここだけが独立した別世界で、大阪の歴史を感じる貴重な場所です。

露天神社に「お初」と「徳兵衛」の像がたたずんでいます(写真:barman/PIXTA)
露天神社への参拝道「曽根崎お初天神通り商店街(通称:おはてん)」のユニークな看板(写真:tooci/PIXTA)

「谷崎潤一郎の名作」の舞台地が…

さらに、梅田駅から地下鉄御堂筋線で1駅、淀屋橋駅から歩いて10分ほどの場所にあるのが、道修町(どしょうまち)の「春琴抄(しゅんきんしょう)の碑」です。その名も『春琴抄』(谷崎潤一郎)ゆかりの地で、本作第2話に登場しました。

同作は、盲目の女性「春琴」と、彼女に仕える「佐助」によって紡がれた美しい作品で、その世界観は本ドラマのストーリー展開にもつながっています。

道修町にある「少彦名(すくなひこな)神社」境内の入り口に「春琴抄の碑」を見つけました(写真: decoplus/PIXTA)
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