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全国ローカル線5社「経営者が語る」鉄道復活策 大井川・ひたちなか・若桜・えちぜん・平筑が座談会

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大井川鉄道、 若桜鉄道、 ひたちなか海浜鉄道、平成筑豊鉄道 、えちぜん鉄道の経営者による座談会 (写真の出所は本文中の各氏プロフィールに記載)
  • 櫛田 泉 経済ジャーナリスト
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山田:鉄道には「地域の記憶や人のつながりを束ねる力」があると感じています。鉄道を今は使っていないけど、通学などで昔は使っていたという方は、実は日本の人口のかなりの数を占めている。こういう施設はほかにはなかなか見当たりません。なので、実際に地域の方々をまとめるような取り組みをする場合には、鉄道を活用するとすごく取り組みやすいという側面がありました。

吉田:地域に人を呼び込むことができる影響力は確実にあると思っています。全国の廃線の事例を見ていると、鉄道が廃止となりバスに転換されたとたんに、極端な場合には乗客が8割減になったりします。ですので、地域に人を呼び込むことを考えると、維持できる鉄道はできる限り維持した方がよいと考えています。

また、鉄道については投じた公費以上の税収が見込めることもあります。富山市では森雅志前市長時代に、あいの風とやま鉄道の呉羽駅に新しく北口を作ったのですが、その後、北口では民間による宅地開発が進み、富山市に税収増をもたらしました。

吉田千秋(よしだ・ちあき)●1964年富山県生まれ、富山大学経済学部卒。1988年富山地方鉄道入社。2001年、万葉線の第三セクター化に伴い、同社に転籍。2008年からひたちなか海浜鉄道社長、現在は一般社団法人ローカル鉄道・地域づくり大学学長も兼任(写真:筆者撮影)
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