「マツダの走る喜びを届けてきた中核モデルだ。自信作をお届けできるのを楽しみにしている」
5月21日、マツダの毛籠勝弘社長CEOは、9年ぶりに全面刷新した中型SUV(多目的スポーツ車)「CX-5」の国内販売開始に向けてそう意気込みを語った。2012年に初代モデルを投入したCX-5はこれまでグローバルで500万台以上を生産・販売してきたマツダの経営を支える大黒柱だ。
国内でも25年度に2万4817台(国内販売全体の17%)を販売してきた最量販モデルであり、今回で3代目となるCX-5のフルモデルチェンジは、近年低迷する国内販売を立て直すうえでも重要な意味を持つ。だが、21日の国内販売発表会で、マツダはCX-5の国内販売目標を月販2000台(旧型車含む、年間2万4000台)と前年並みの数字を掲げた。
通常、フルモデルチェンジを行った新型車は販促効果もあり投入後1~2年ほどは販売が上向く。CX-5の場合、2代目を投入した17年度の国内販売台数は3万8153台と前年度比40%も伸びた。待望の新型車にもかかわらず、なぜマツダは控えめな目標を打ち出したのか?
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