男子ツアーの「株式会社化」に衝撃
低迷を続けているゴルフの男子ツアーが来年、劇的な転換期を迎える。
3月26日に、男子ツアーを主管・運営する日本ゴルフツアー機構(JGTO)と、投資ファンド日本産業推進機構(NSSK)が連携し、新たに男子ツアーを運営する「株式会社ジャパン・プロゴルフツアー(J-Tour)」の設立を発表した。
2027年から、男子ツアー(JGTOツアー)はJ-Tourが運営・事業展開を担う新体制へ移行する。具体的にはJ-Tourが、ツアーの管理・運営部分をJGTOから引き受け、収益面で課題を抱えていたツアーを再生し、収益改善や活性化を目指す。
これまでツアー運営をはじめ、ツアーに関わるすべての業務を行ってきたJGTOは、競技・選手管理、次世代の育成という「本来の仕事」(倉本昌弘副会長)に専念し、役割を分担することになった。
新たなツアー運営会社J-Tourには、NSSKが5年から10年かけて150億~200億円規模を投資し、再生の資金とするという。NSSKの津坂純社長は「ゴルフ産業は1.4兆円の巨大市場。男子プロゴルフツアーは宝の山。世界水準の競技資産だが、その価値がうまく生み出されていない」と表現。
