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小田急線相模大野、ベテランに聞く「乗務員の拠点」 小田原線と江ノ島線の結節点にある「基地」の裏側

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小田急大野乗務所 所長と副所長
小田急電鉄大野乗務所の栗原正明所長(左)と伊藤昌士副所長(記者撮影)
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キャリアのスタートが長後の駅員だった桐山助役は1993年から大野電車区(当時)に運転士、のちに主任運転士として所属した。好きな車両をあえて挙げるなら「8000形」という。「運転士になるためのハンドル試験が8000形。私を一人前の運転士にしてくれた特別な存在ですね」(桐山助役)。

2017年から足柄電車区で指導主任を務めたあと、2020年に本社の広報部へ異動したため、6年ぶりの運転の現場となる。

運転の現場を離れていた間にホームドア設置駅が増えたり、定位置に停める運転支援装置の「TASC」の導入が進んだりといった変化があった。

多摩線の電車を運転する桐山助役。運転士の所作の一つひとつが重要と語る(記者撮影)

「広報での経験を現場に」

「以前運転の現場にいたときは電車を安全に走らせることが最優先で『点』でしか見えてなかったことが、外の世界と関わる広報を経験して、多角的な視点で自分たちの仕事の価値を再発見できるようになりました。運転士のハンドル操作の一つひとつが沿線の価値向上にもつながっているということを職場に伝えていきたいです」(桐山助役)

毎日同じように走る電車にも、それを動かす運転士・車掌それぞれが積んできた経験が反映されている。

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