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開業3年で売上1億円超…老舗工務店が突然「アメリカン雑貨店」を始めた理由 昭和世代垂涎の"懐かし雑貨"がZ世代を魅了

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アメリカン雑貨
大阪のアメリカン雑貨店を訪れ、人気の秘密に迫る(写真:筆者撮影)
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ちなみに商品の価格帯は500円から10万円あたりがメインになり、いちばん高いのは20万円のジュークボックス(販売実績あり)。そのほか、ビンテージものの映画キャラクターのフィギュアでは、等身大E.T.など10万円台のレアアイテムを取り揃えている。

それだけのこだわりと愛を込めて商品を集めている。アメリカン雑貨とは、そうした店のこだわりにファンがつく傾向が強い生業のようだ。それが成功のひとつの要因になっていることがうかがえる。

ルートビアでおなじみのファストフード店A&Wのグッズ(写真:筆者撮影)
ポーチ、Tシャツ、キャップ、スニーカーなどアメカジ系のアイテムも一角に取り揃える(写真:筆者撮影)

手探りだった異業種参入での奮闘

そもそも、なぜただの工務店がアメリカン雑貨小売に参入したのか。

もともと井上工務店では1階の一部をフリースペースにして解放し、地域交流の場としてイベントなどを行っていたが、うまく活用できていなかった。そんななかで高島氏が、自身が好きなアメリカン雑貨店をそこで開業することを提案した。

M&MSのキャラクターグッズも種類が豊富だ(写真:筆者撮影)

高島氏は小売に関してはまったくの素人だったが、手探りで開業準備を始める。雑貨店やさまざまなメーカーに問い合わせ、工務店の取引先の家具メーカーから商品の一部を直接仕入れ、アメカジ衣料は自ら古着屋で買い付けたほか、全商品の7割ほどをEC卸のスーパーデリバリーから仕入れることで開店にこぎつけた。

それからインスタグラムやTikTokなどSNSでの発信と、地域の口コミで順調に顧客は増えていき、売上は伸び続けている。

懐かしいグレムリンのぬいぐるみは愛らしさがある(写真:筆者撮影)
70〜80年代の映画グッズはコアファンに人気がある(写真:筆者撮影)

そんなCOLORの売上目標は、1年目300万円、2年目1000万円だったが、どちらもショートした。しかし、3年目の売上は1億円を超えた。

その要因は、アメリカン雑貨から派生して生まれた、こだわりのオリジナル商品であるアメリカンスチールアーチ(アーチ型倉庫)の注文販売が軌道に乗ったことだ。

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