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開業3年で売上1億円超…老舗工務店が突然「アメリカン雑貨店」を始めた理由 昭和世代垂涎の"懐かし雑貨"がZ世代を魅了

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アメリカン雑貨
大阪のアメリカン雑貨店を訪れ、人気の秘密に迫る(写真:筆者撮影)
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仕様によって異なるが、ガレージにも店舗にもなるアメリカンスタイルのスチールアーチ建屋は、1件あたり数千万円の売上になり、COLORの業績を押し上げた。

トイ・ストーリーやモンスターズ・インクのキャラクターは子どもたちにも人気(写真:筆者撮影)

井上健一代表は小売への異業種参入を振り返り、「工務店はお客様に気軽に立ち寄ってもらうのが難しい。地域の人々への間口を広げる意味でも、アメリカン雑貨店をはじめたことには効果がありました」と話す。

地元での認知度は飛躍的に向上し、本業の業績にも貢献したようだ。アメリカン雑貨店の顧客から工務店の住宅関連の契約が生まれたり、商談で工務店を訪れた取引先とアメリカン雑貨店の話で盛り上がって関係性が深まったりという相乗効果が生まれている。25年の井上工務店の売上は、COLORを開業した22年から3倍近くまで伸びた。

E.T.の等身大フィギュアは10万円を超える(写真:筆者撮影)

アメリカン雑貨の不思議なポテンシャル

ビートルズなどのレコードも取り揃える。もちろんジャケットだけではない(写真:筆者撮影)

アメリカン雑貨やアメカジファッションには、根強いファンダムがあるほか、前述のような一般層を惹きつける不思議な力がある。

井上代表は「工務店とアメリカン雑貨店の客層は親和性が高かった」と話すが、こうした中小企業による異業種小売への参入は静かに増えつつあり、成功事例も多いようだ。

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