そこには、ファンシーショップや街のおしゃれな雑貨店にはない興奮がある。ドン・キホーテやヴィレッジヴァンガードと近いようで、そことも異なる独特の匂い立つようなアメリカの空気に満たされている。
その場所自体が、人々の好奇心を掻き立てる。だからアメリカン雑貨ファンだけでなく、それを知らない層も惹きつけるのだろう。
今年9月で開店から丸4年になるが、客層は幅広い。かつてアメリカに憧れたアメリカン雑貨好きの年配層や、アメリカンカルチャーや音楽好きの40〜50代のコアファンのほか、インスタを見たという20代の女性、地域の家族連れや近くの小中高校の生徒など10代も来店する。
尖った感性の若者に刺さるアメリカン雑貨
COLORを立ち上げた井上工務店の総務部・部長の高島稔氏によると、もっとも売れているのは、キーホルダーなどのアクセサリー類という。
たしかにアメリカン雑貨は、日本のアクセサリー類などの雑貨と比べて、個性が強いかもしれない。日本のキャラクターやさまざまなグッズのかわいらしさや洗練されたクールさとはかけ離れた、ちょっとした荒々しさやアメリカらしいクセの強い味の濃さが、魅力になる。
とくに若い世代には、世間の流行を追うのではなく、人とは違うものや、自分だけの好きなものを見つけたいという尖った感性の持ち主が多い。そういった層にアメリカン雑貨は刺さるだろう。
現在、COLORのインスタグラムのフォロワーは1000人ほど。なかには、週4〜5回ほどふらっと店に立ち寄る顧客もいるという。
