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新車ディーラーが旧車ビジネスに参入…名古屋トヨペットが「AE86型スプリンタートレノ」をレストアするブランド戦略

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NTP名古屋トヨペットがレストアを行ったAE86型「スプリンタートレノ」(写真:筆者撮影)
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同社が手がけるのが「リボーンレストア・プロジェクト」だ。同社によれば、この事業は「昭和31年(1956年)創業より培ったディーラーの専門的な知識と経験を活かした確かな技術で、美しく復元」することを目的としている。

レストアの相談や受付は、同社傘下のGRガレージ(トヨタのスポーツブランド「ガズーレーシング」を扱う店舗)で実施している。具体的には、「GRガレージ豊川(愛知県豊川市)」「GRガレージ豊田土橋(愛知県豊田市)」「GRガレージ港・名四(愛知県名古屋市)」「GRガレージ小牧(愛知県小牧市)」の4店舗で対応する。

展示車AE86のレストア内容

現在の姿を想像できないほど、レストア前はボロボロだったことを証明する写真の数々(写真:筆者撮影)

そんな同社が復元を手がけたのが、今回展示された赤×黒ボディのAE86型スプリンタートレノである。83年にトヨタが発売したスポーツクーペで、兄弟車の「カローラレビン」とともに「ハチロク」の愛称で知られる名車だ。

軽量な車体と1.6L直列4気筒エンジンによる俊敏な走りは当時の若者を魅了し、大ヒットを記録した。さらに自動車漫画『頭文字D(イニシャルD)』で主人公の愛車として登場したこともあり、現在も多くのファンから支持を集めている。

レストア作業によって蘇ったエンジン(写真:筆者撮影)

展示車両は、車両近くに展示されたレストア前の写真からは想像できないほど美しい仕上がりだ。写真に写る施工前の車体は、各所にサビが見られ、塗装の剥がれも目立つ状態で、エンジンや内装も大きく傷んでいたことがうかがえる。

名古屋トヨペットの担当者によれば、エンジンや外観だけでなく内部まで洗浄・部品交換を行うフルオーバーホールを実施。ボディについても板金や再塗装を行ったそうだ。また、作業には約1年がかかったようで、そのおかげか、展示された実車は、まるで新車のような輝きを放っている。

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