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メガネがスマホの代わりになる?海外ヒットの「スマートグラス」が日本上陸

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エシロールルックスオティカ
日本で行われた製品発売発表会(写真:筆者撮影)
  • 山根 康宏 携帯電話研究家・ジャーナリスト
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ここまでの機能を見るとたしかにスマートフォンの次のデバイスとしてのポテンシャルも感じられるが、普及を広げるにはまだまだハードルがある。1つは価格だ。「Ray-Ban Meta」の一番安いモデルは7万3700円だ。普通のメガネの数倍の価格となる。

また内蔵バッテリーの持続時間は最大8時間とされているものの、カメラ撮影やAI機能を多用すれば、実際の使用時間は短くなる。メガネケース型の充電器が付属しているとはいえ、「使おうと思ったときにバッテリーが切れていた」という状況は、ある程度覚悟しておく必要があるだろう。

スマートグラスは普及するか

スマートグラスの性能面は、かなり日常利用に耐えうるレベルに達している一方、価格やバッテリー運用といった面では課題も残る。それでも2025年ごろから多くのメーカーが参入を始めており、あのアップルもスマートグラスの開発を進めていると噂されるほどだ。

26年には大手メーカーからも多様な製品が相次いで登場し、まさに「スマートグラス元年」と呼べる状況になりつつある。

ではスマートグラスはスマートフォンやスマートウォッチのように、誰もが使う日用品へと成長していくのだろうか。

スマートウォッチはスマートフォンの通知確認や運動・健康データの取得といった機能を備え、今や多くの人が身につけるようになった。デザインもアップルウォッチに代表される角形だけでなく、丸形でアナログ時計に近いスタイルも増えている。さらに機能を絞り画面を小型化したスマートバンドも、多数の製品が発売されている。

スマートグラスもスマートウォッチと同様、スマートフォンと連携しつつ、内蔵カメラやマイク、スピーカーを用いて情報収集・検索に活用できる便利なデバイスだ。ただしスマートウォッチは手首に装着するためある程度のデザイン性は求められるものの、その人の印象全体を左右するほどの製品ではない。そもそも腕時計は「さりげなく腕から見える」という点に美学を感じる人も多いだろう。

一方でスマートグラスは顔に装着する製品であり、デザインはより重要な意味を持つ。

メガネは表情の一部どころか、その人の印象を大きく決めるアイテムであり、機能だけでなくデザイン性が重視されるのは当然だ。

現在市場に出ているスマートグラスの多くは、スマートデバイスメーカーが自社でデザインしたモデルが1種類程度で、カラーバリエーションも黒一色というものが多い。顔に装着するアイテムである以上、デザインや自分の見た目に合わなければ、どれだけ機能が優れていても選びづらい。

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