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メガネがスマホの代わりになる?海外ヒットの「スマートグラス」が日本上陸

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エシロールルックスオティカ
日本で行われた製品発売発表会(写真:筆者撮影)
  • 山根 康宏 携帯電話研究家・ジャーナリスト
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さらにスマートフォンに着信があったときは、メガネ側でそのまま電話を受けることもできる。加えてAI機能を利用すれば、目の前のモノに向かって「これは何?」と声に出すだけで、たとえば「これはタイのマヨンチットという果物です。マンゴーと桃に似た甘みがあり、酸味がさわやかです」といった説明を音声で返してくれる。スピーカーはつる(テンプル)の部分に内蔵されているため、メガネをかけたまま自然な形で音声を聞くことができるのだ。

他にも英語の看板を翻訳して読み上げてくれたり、「今日の東京の天気は?」と話しかければ、その場で音声で答えてくれる。これまでスマートフォンを取り出し、画面を操作して呼び出していたAI機能の多くが、音声だけで完結するようになるのだ。「写真を撮って」と指示すればカメラが自動で撮影してくれるため、スマホを取り出して構える必要もない。メガネなので両手がふさがっている状況でも、カメラ機能を活用できるのは大きな利点といえる。

このようにメガネにカメラやマイク、スピーカーなどを内蔵したスマートグラスは、スマートフォンに続く「次のデバイス」、すなわち「ポスト・スマホ」の有力候補として期待されている。

普通のメガネ感覚で購入できる

「Ray-Ban Meta」と「Oakley Meta」は前述したようにすでに販売されているデザインのメガネをスマート化した製品だ。そのため販売店舗も、たとえば「Ray-Ban Meta」は日本国内のRay-Banストアや、メガネ大手のメガネスーパーなど、メガネを販売している店舗の一部で買うことができる。家電量販店でも販売されるが、普段メガネをかけている人がスマートグラスに興味を持ったのなら、行き慣れている「メガネ店」のほうが気軽に行けるだろう。

またレンズの度付きモデルもあり、さらに度付きレンズ交換にも対応する。視力の弱い方でも自分の視力に合ったレンズのスマートグラスを使うことが可能で、今までと変わらず日常生活を送れるようになるのである。そしてスマートグラスをかけることで、スマートフォンの画面を見なくともある程度の情報を耳から聞いて入手できるようになるのだ。

市販のメガネやサングラスと同じ感覚で購入できる(写真:筆者撮影)

このように現在メガネをかけている人やサングラスを愛用している人なら、そこからスマートグラスへの乗り換えのハードルは低いかもしれない。しかも「Ray-Ban」と「Oakley」という、メガネでは大手ブランドの製品だ。「Ray-Ban Meta」「Oakley Meta」は1種類の製品でははなく、複数のデザインモデルが販売される。つまり普段通りメガネを選ぶ感覚で、自分の顔やファッションに合ったスマートグラスを選ぶことができるのである。

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