実用燃費は優秀だった。一般道路/高速道路を45kmほど走行し、WLTC値15.2km/Lの約97%であたる14.8km/Lを記録した。渋滞がなく一定速度で走行できるシーンが多かったとはいえ、従来型から80kg重くなった1670kgのボディにしては優秀な部類。空気抵抗係数にしても優れているものの、全幅1860mmで、全高1695mmだから前面投影面積は大きい。それにもかかわらず良好な数値を難なく記録できたのは、エンジンやパワートレーン熟成による相乗効果だ。
4WDモデルでは、車両重量が70kg重くなるが今回の試乗シーンでは動力性能に違いを感じることはなかった。一点、違いを挙げるとすれば乗り味全体のしっかり感は4WDモデルが高かった。後日、しっかり乗り比べたい。
確実な進化、新型CX-5成功の予感
新型CX-5は、受け継いできた優雅さ、徹底した市場調査から大変革を行った乗り味、そしてドライバーモニターカメラから得られる映像の解析を進化させドライバーの予兆判断性能を高めた「ドライバー異常時対応システム/DEA」などから、販売面での成功は間違いないはずだ。
個人的には、これまで育まれてきたコマンダースイッチ方式のマツダコネクトから脱却し、Google搭載/音声認識による、視線・手を使わない直感的な操作性への変革についても取材を重ねていきたいと考えている。
