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「これから子どもにどんな教育環境を与えればいいのか」「思春期のうちの子にどう接したらいいのか」――。そう悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
アメリカで暮らして30年。作家・ジャーナリストとして活動しつつ、教育機関で多くの子どもを指導してきた冷泉彰彦さんが、「各年代の子どもに、どんなメッセージを伝えるべきか」を解説した書籍が、『
世界の一流は「子ども」に何を教えているのか』です。
わが子を「自立した人間」に育てるために、教育意識の高い世界の親たちはどう考え、どんな話をし、どんなルールを大事にしているのでしょうか? 同書より一部抜粋・編集してお届けします。
子どものSNS使用、海外の対応
近年、大きな問題になっているのが、子どもたちがデジタルデバイスを使用することで、「SNSの乱用」が起きるという問題です。
アメリカの場合は、問題化したのが日本より遅く、2015年前後からさまざまな議論がされるようになってきました。また、事態を深刻視して、ヨーロッパなどでは、15~16歳未満のSNS参加を禁止する動きも出てきています。
具体的には、顔見知りの同年代同士による陰湿な「いじめ」や「仲間はずれ」といった問題があり、また、子どもたちが匿名の大人とネット空間で接触してしまう危険の問題があります。
ヨーロッパの場合は、そのどちらも非常に深刻だとして、「子どものSNS全面禁止」に動いているわけです。
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