だからこそ、介護の話をする前に、関係を変化させることが最優先です。
いきなり介護の話を持ち出すのではなく、話せる関係をつくることが大切です。
確執がある親子関係では、「昔のことを謝るべきか」「許すべきか」と悩む方が多いですが、実はそこにこだわりすぎる必要はありません。
高齢期の親子ほど、関係が柔らかくなる傾向がある
大切なのは、「これからどう関わりたいか」を言葉にすることです。たとえば、「昔はいろいろあったけれど、今はあなたと穏やかに話せる時間を大切にしたい」といった未来志向の言葉は、相手の心を静かに開いていきます。
そうはいっても今更と、年齢を重ねると、親子関係の修復は難しいと思われがちです。しかし、実際には高齢期の親子ほど、関係が柔らかくなる傾向があります。
理由は3つあります。
仕事や子育てが落ち着き、「人との関係」が人生の中心になる(子ども世帯が、まだ育児の最中であると難しい場合もあります)。
体力の低下は、心の防御も弱め、素直になりやすい時期(反対に、頑固になってしまうケースもあるので、要注意です)。
残された時間を意識し、関係を整えたいという思いが芽生える。
親も子どももそれなりに成熟したからこそ、今からでも遅くなく、むしろ「今が最も関係を変えやすいタイミング」だと思って関わることが大切です。まずは、自分の関係は変えられるという意識改革から行いましょう。
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【最初の一言はシンプルで構わない】
