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「月1の小旅行で感性を磨く」「家事はプロになったつもりで」…75歳彫金家女性が実践する"日常を輝かせる"習慣

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オオクボスミエさん
グレーとグリーンの配色が美しいコート(シビラ)を、襟を立てパールのピアスを着けてエレガントに着こなすオオクボさん(写真:白木世志一)
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リビングには「好き」を選んで置くことで、自分にとって特別な空間に。愛嬌のある置物が好きです(写真:白木世志一)

月に一度の小旅行で「感性」を磨く

私は、ディスプレー塾の講義で、よくこんなことを話していました。ローカルにチャンスはない、と。外に出て行きましょう、と。

有田町は陶磁器産業の町ですから、商売上、都会との行き来の多い町ではあります。それでも、時代に合わせて自分をアップデートしていくのには、情報も刺激も、そして体験も十分ではないと感じます。

かくいう私も、同じ境遇にある身ですから、有田町から出て、五感で世の中を感じることが必要だ、といつも思っているのです。それに、やっぱり、恋しくなるのは都会の空気。

小旅行はセンスアップの旅でもある。赤、グレー、ブラックの色合わせが、成熟した大人のおしゃれを演出。ジャケット(ヨシエ イナバ)、パンツ(ワイズ)、マフラー(バーバリー)(写真:白木世志一)

そこで、リフレッシュ、心身のメンテナンスをするために、月に一度、「特急みどり」に乗って一人で博多まで出掛けて行きます。朝の9時に出て、夕方の6時帰宅まで、9時間の小旅行です。夫は家でお留守番。私一人の気ままな旅です。旅のメニューは、ヘアカット、エステ、タウンウォッチングの三つです。

ヘアカットは、長年お世話になっているヘアデザインサロンで。ヘアスタイルは結構変えていて、ロングにしていた時期もあれば、もじゃもじゃヘアにしていたこともあります。今のインナーカットのショートは、この3年ほど。少しくせ毛なので、おしゃれにキメるドライヤーの当て方のコツを教えてもらいました。

ヘアカットとエステを終えたら、あとは、遅めのランチやショッピング、タウンウォッチングの時間です。ショーウインドーや行き交う人々を眺めるだけで、感じるものがある。分かるものがあります。今年はビッグなTシャツが流行ってるなとか、黒は今年も定番だなとか、行列を作っている店の様変わりとか。

都会のエネルギーをチャージして、オオクボスミエは有田町へと戻ります。

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