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96歳を迎えるクリント・イーストウッドの現在地 直近作品は不当な扱いで表舞台から遠ざかるも、"モテ男"ぶりは健在

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クリント・イーストウッド
『陪審員2番』の監督を務めたクリント・イーストウッド(中央/2023年撮影)(写真:Backgrid/アフロ)
  • 猿渡 由紀 L.A.在住映画ジャーナリスト

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クリント・イーストウッドが、今月31日に96歳の誕生日を迎える。アクションスターとして世界を魅了し、映画監督としても巨匠の肩書を得た彼も、最近はほとんど姿を見せない。

かつて1年に1本のペースで映画を作ってきたが、現在は次の作品のために動いている様子もない。この10年ほど、インタビューで聞かれるたびに「リタイアするのは考えられない」と言い続けてきた彼も、ついにスローダウンするようになったようだ。

その結果、2024年の『陪審員2番』が彼の最後の作品になったのだとしたら、やや残念だ。この映画は、イーストウッドの何十年にもわたるパートナーであるワーナー・ブラザースで製作されながら、アメリカでは申し訳程度の限定公開にとどまり、日本を含む多くの国で配信直行となったのである。

24年からは新たな恋人

イーストウッドはワーナーで『許されざる者』『ミスティック・リバー』『ミリオンダラー・ベイビー』『グラン・トリノ』など、批評面でも商業面でも成功する作品を数々送り出してきた、名実ともに「巨匠」だ。これまでお宝のように扱われてきただけに、古巣からの不当な扱いには本人も納得しないものを感じているのではないか。

とはいえ、少なくとも、私生活で寂しい思いはしていないように見える。24年秋から、新たな恋人がいるようなのだ。

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【昔から恋多き人だった】

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