ちなみに、子どもの休みの祝日や、行政の祭りをはじめとしたイベントで使用される際には、練習もお休みになるそうだ。あくまで子どもや行政のイベントを主役に据えているからこそ、共存できているのだろうと感じた。
運営費はどう賄っているのか?
ゲートボールは老後にはじめる人が多いスポーツだとはいえ、運営にまったく金銭が発生しないわけではない。具体的に、どんなお金が動いているのだろうか? その疑問を解消するため、会長・副会長のお2人に話を聞いた。
「この活動は、基本的には品川区からの助成金で賄っているんです」
そう教えてくれたのは、副会長だ。ビジネスとして成り立つスポーツ競技とは違い、あくまで助成金を利用した活動が中心だという。
「このクラブでは、参加する最初に1800円の入会費が必要です。さらに、年に5回の大会時には、参加費として各500円を支払ってもらっています。こうした収益は大会の景品代や大会の時審判をしてくれた人への報酬の支払いに利用しています」
なるほど、助成金のほかに集金したお金は、大会時に使用されているようだ。こういった活動の審判はボランティアだと思っていたが、少額ながら報酬も発生するという。
「それに、ゲートボールの練習に必須のタイマーをはじめ、消耗品がいくつもあるので一定の金額が必要になるんです。例えば、このタイマーには単1電池が4本必要なのですが、近年では1セット1000円ほどするので、運営にはある程度のお金が必要になっています」
