「パーソナルで通ったジムがアットホームな雰囲気で、会員同士の仲もすごく良くて。私も他の会員さんと仲良くなったんですが、そうすると『みんなと喋りたいからジムに行こうかな』っていうモチベーションになるんですよ(笑)」
「身体を鍛えに行く」のではなく、「友達とお喋りをしに行く」。この意識の変化は、寺内さんにとって大きな意味を持っていた。
「『友達とお喋りしに行く』って思えるようになってからは、自然と『ジムに行きたい』って気持ちになることが多くなりましたね。あとは、会社の繁忙期は残業が月40時間を超えるときもあるんですが、『逆に時間が限られているからこそ、ジムに行かないと』っていう気持ちにもなれたことも、ジム通いを続けられた理由かもしれません」
ボディコンテストの誘いに「とりあえずやってみるか」
そして、ジム通いを続けているうちに、寺内さんはトレーナーから「ボディコンテストに出てみない?」と誘われるようになった。その頃には筋トレそのものにも興味が出てきていたため、「とりあえずやってみるか」ぐらいの気持ちで出場を決意した。
「トレーナーさんからお誘いいただいたのが大会の半年前だったので、けっこう急ピッチで身体づくりしましたね」
ボディコンテストに出るには、大会のルールを覚えたり、衣装を準備したりと、身体作り以外にもやることが多い。フルタイムでサラリーマンとして働きながら準備するのは、かなりの負担になる。
しかし、コツコツと努力することが得意な寺内さんは着々と準備を重ね、初出場となった2024年マッスルゲート大阪大会(レギンスカテゴリー)でいきなり優勝を飾る。
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【「食事ができないつらさは、もう2度と味わいたくない」】
