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自動運転前夜の『グランドツーリングカー』選び、週末のロングドライブでSUBARU「フォレスター」の本質を覗く

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先進運転支援機能を重視した試乗記事、初回はスバル「フォレスター」の最上級グレード
  • 田中 誠司 PRストラテジスト、ポーリクロム代表取締役、VisionVoice取締役、PARCFERME編集長
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試乗したのは最高級グレードの「Premium S:HEV EX」(車両本体価格は464万2000円)。高度運転支援システム「アイサイトX」を備えたストロングハイブリッド車だ。

アイサイトXは、GPSや準天頂衛星「みちびき」、3D高精度地図データを活用し、一定の条件下でハンズオフ走行が可能。自動車専用道路での料金所前減速、車線変更アシストなど、長距離を安心して走るための構成が徹底されている。

ストロングハイブリッドは、スバル独自の2.5L水平対向エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせ、シンメトリカルAWDで4輪を駆動する。街中の発進や低速ではモーター主体、高速道路の巡航ではエンジン主体というように、得意領域を使い分けるシリーズ・パラレル方式である。

FB25型2.5L水平対向4気筒DOHC直噴エンジンに交流同期電動機(MC2)を組み合わせたストロングハイブリッド。エンジン単体で118kW(160PS)、モーターは88kW(119.6PS)を発生する。燃料は無鉛レギュラーガソリン(写真:筆者撮影)

一定条件ではFWDに切り替えるクラッチ開放制御で燃費を稼ぎ、必要になれば瞬時に後輪へトルクを戻してAWDの安定性を保つ。WLTCモード燃費は18.5km/Lとなっている。

運転のしやすさから来る安心感

全長4655mm、全幅1830mm、全高1730mmのボディは、ミッドサイズSUVとしてほぼ標準。最小回転半径は5.4mで、狭い路地や駐車場での扱いやすさにも配慮されている。

装備面では、12.3インチのフル液晶メーター、11.6インチの縦型センターディスプレイ、運転席10ウェイ・助手席8ウェイのパワーシート、ワイヤレス充電器、キックセンサー式ハンズフリーパワーリヤゲートなど必要にして十分。室内は乗員同士の距離に余裕があり、後席足元も広い。荷室は開口部最大幅1250mm、フロア幅1100mm、最低地上高220mmで、キャンプ用品を積んでも余裕がある。

東京の街中を走り出してまず感じるのは、運転席からの視界の良さである。デジタルバックミラーは高精細で見やすく、サイドミラーも面積が大きい。高いアイポイントのおかげで四隅が把握しやすく、ピラーや前方の小窓の形状にも工夫を凝らしている。低速巡航時には静かさとモータートルクの太さが際立ち、高速道路に乗る前から肩の力を抜いて安心してドライブができる。

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