京浜急行電鉄は東京都心と羽田空港、横浜、三浦半島の各方面を結んでいる。その主軸となる京急本線の起点が品川駅だ。
品川駅の2024年度1日平均乗降人員は24万1688人で京急全線の中では横浜駅(29万7707人)に次いで2番目に多い。山手線や京浜東北線、東海道線、横須賀線などのJR在来線や東海道新幹線との乗り換え客、羽田空港を利用する外国人観光客で終日にぎわっている。
品川駅の南にある北品川駅
品川駅から京急本線で1駅“南”にあるのが北品川駅だ。品川駅の所在地が「港区高輪」なのに対し、北品川駅は「品川区北品川」で、駅名も地元に密着している感がある。開業は北品川駅のほうが30年近く早い。
北品川駅は京急の前身の1つである京浜電気鉄道のターミナルとして、1904年に誕生した「初代品川駅」にあたる。当時は「八ツ山停留場」と呼ばれたという。1925年に高輪まで延伸した際に北品川に改称された。その8年後、現在の位置に品川駅が開業した。
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【2つの品川駅の間で大工事】
