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ビジネス #AI大失業が来る

革命の震源地シリコンバレーの「AI大失業」 それはSF的未来でなくもはや現実、人間の「AI不信」も始まった

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アメリカではAIを理由としたリストラの発表は日常茶飯事なっている(写真:yacobchuk / PIXTA)
  • 京極 康信 ベンチャーキャピタリスト

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最近のアメリカでは、生成AIの活用領域が一段と広がり、雇用と市民生活への脅威が完全に現実化している。結果、アメリカ国民はネガティブな反応を拡大させている。

4月15日、映画界に新たな衝撃が走った。『トップガン』のアイスマン役で有名な故ヴァル・キルマーをAI技術でよみがえらせた最新映画『As Deep as the Grave』の予告編が公開されたのだ。

AIが再現したキルマーのキャラクターは、「死者を恐れるな。私を恐れるな」と、まるで未来を予見するかのように訴えかける。このバーチャル演技はキルマー家の許可を得て、膨大なアーカイブ映像から再構築された。生身の俳優と並び、全編を通じてリアルな演技を披露するこの試みは前例のない快挙だ。

しかし、SNSでは即座に強い反発が広がった。今年2月にはブラッド・ピットとトム・クルーズのリアルな格闘シーンを無許可でAI生成した映像が拡散し、ハリウッドの創作コミュニティーを震撼させたばかり。市民や業界関係者の間では、クリエーティブの「真実性」がAIにより脅かされることへの深い不安が広がっている。

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