中国を代表する自動運転スタートアップの小馬智行(ポニーAI)。同社が開発し、中国の主要都市を無人運転で走るロボットタクシーの本格的な商用化がいよいよ近づいている。
4月下旬から開かれた北京モーターショーで創業者の彭軍(ポン・ジュン)CEOは、従来課題であったロボタクシーの製造コストについて「テスラの『モデル3』の販売価格よりも低くできる」と宣言。今年からトヨタ自動車と共同開発したロボタクシー専用車両の量産を開始し、26年末に3000台を配備する方針を示した(3月時点の車両数は1446台)。
ただ、中国で自動運転がどこまで進化しているのか、プレゼンや展示車をいくら見聞きしても実際に体験してみないといまいちピンとこない。モーターショーでの2日間の取材を終えた記者は、中国最先端のロボタクシーの実力を確かめるべく、翌朝ポニーAIの研究拠点を訪れることにした。
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