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11歳で芸能の世界へ入り、気づけば30年。
山下智久は、その時間を「やっと研修期間が終わった」と表現する。がむしゃらに量を重ねた日々を経て、いま見つめているのは、自分の思いをどう表現していくか。
映画『正直不動産』が描く“嘘がない”世界は、いま山下自身が大切にしている生き方とも重なっている。40代を迎えた彼は、これから何を選び、どこへ向かおうとしているのか。
30年は「長めの研修期間」だった
芸能活動30周年。
その時間を、山下智久は少し笑いながらこう振り返る。
「なかなかハードでしたね(笑)。がむしゃらに走ってきて、30年経って、やっと研修期間が終わったのかなという感じです」
30年を、到達点ではなく“研修期間”と捉える。
その言葉には、過去を誇るよりも、これから何を表現していくのかを見つめる、今の山下の姿がにじむ。
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【「量を重ねる時期」からの変化】
