ここからは、自分自身をより深く出していく段階だと感じている。
「もっと自分自身を出しながら、自分が目指したいところや、やりたいこと、どんなものを積み上げていきたいのかを、少しずつ自分の好きな形で表現していける段階に来たのかなと思っています」
情報から離れ、旅で孤独に触れる
ただ走り続けるだけではない。
山下はいま、立ち止まり、自分の状態を確かめる時間も大切にしている。
「ひとつは、必要な情報をちゃんと取り入れること。もうひとつは、自分と向き合う時間を持つことですね。瞑想もしますし、あえて情報を入れない時間をつくることも意識しています」
常に何かにさらされている時代だからこそ、情報から距離を置く。
1人で静かに過ごし、自分の感覚を整える。
「それだけでも、気持ちのノイズが減る気がするんです。集中力や瞬発力は上がった気がしますね。余計なものに引っ張られにくくなって、その瞬間にやるべきことへ、すっと意識を向けられるようになったというか。心を整えることって、結局はパフォーマンスにもつながっていくんだなと感じています」
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【外の世界へ出る重要性】
