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シリコンバレーの投資家が使う《ダメ出しのセリフ》が示唆する、すぐに「どこかに正解がある」と考える人の限界

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ベンチャーキャピタリストたちがよく口にする「ダメ出しのセリフ」とは(写真:EKAKI/PIXTA)
  • 澤 円 圓窓代表取締役

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職場や地域に存在するいわゆる「同調圧力」。これに対して、「どこかおかしい」と感じることはあっても、それに自信を持って異を唱えるのは難しいものですが、元・日本マイクロソフト株式会社の業務執行役員の澤円氏は、そうした自信のなさの原因は、私たちが「どこかに正解がある」と教えられてきたからだと指摘します。
本稿では、正解があるという前提で物事を考えてしまうことの弊害について、澤氏の著書『思考をアップデートする全技術 うまくいく人はなぜ、考え方を柔軟に変化させられるのか?』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

無自覚な「同質性の強制」が蔓延する日本社会

日本社会に蔓延する無自覚な「同質性の強制」。集団全体が特定の考え方や行動を「強いられる」状態を意味し、同調圧力の結果として生じることがあります。

どんな人にとっても厄介なことに変わりありませんが、その影響を強く受けているのが世の中の大半を占める女性たちではないでしょうか。

たとえば、みなさんの職場に、女性の役員はいますか? 日本の一般的な会社では、大抵の場合は男性が圧倒的多数を占めているのが現実です。

政府は東証プライム上場企業の女性役員の比率を2025年に19%、2030年に30%にすることを目標に掲げています。ですが、経団連が発表した『上場企業役員ジェンダー・バランスに関する経団連会員企業調査結果2025』によると、東証プライム市場上場企業の女性役員比率は7月時点で18.4%だったそうです。

前年比2.3ポイントではありますが、目標には届かなかったわけです。

また、米NPO「カタリスト」の調査では、北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域20カ国の主要企業約1500社で比較しても、日本はぶっちぎりで最下位。これって、どう考えても異常なことだと思いませんか?

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