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年収が同じでも幸福度が違うのはなぜ? 働き方の満足度を「体感年収」で測る、"独自の納得感"の正体

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仕事に取り組む女性
働き方の満足度を劇的に変える、新しい視点をご紹介します(写真:elise/PIXTA)
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まずはこの感覚で、あなた自身の体感年収を書き出してみてください。給与だけでなく、「職場の人間関係」「やりがい」「自由度」など、自分が幸せを感じるものをすべて月収として金額換算してみると、今の働き方の価値が驚くほどクリアに見えてきます。

体感年収を最大化するために、何を増やし何を手放すか

その一方で、体感年収は、マイナスにも働きます。

終わりの見えない残業、先延ばしにされる約束、慢性的な人手不足、意味を見出せない日々のタスクなど、こうした要素は体感年収を大きく下げます。終わりの見えない負担は、とくにエネルギーを奪うからです。

「いい会社のはずなのにつらい」

「大きな不満はないのに、辞めたい気持ちが強い」

その違和感の正体は、体感年収の低下かもしれません。体感年収に目を向け、「いま、自分はどこにマイナスを抱えているのか」に気づくことは、次の一歩を考え、行動に移すための力になります。

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自分にとって価値があるものは何か。それはどれくらいの価値なのか。反対に、価値を感じにくいものは何か。体感年収がはっきりするだけで、「今の会社にとどまるべきかどうか」「働き方を変えるかどうか」といった深い悩みにも自分の答えが出せるようになります。

給与明細だけでは見えない、自分にとって大切な価値を確認すること、それが「体感年収」を意識する意味です。今の働き方や環境で、何がプラスで、何がマイナスかを書き出すだけでも、次の行動への道筋が見えてきます。

そして、そのプラスとマイナスのバランスを見ながら、「どの要素を増やし、どの要素を手放せば、自分にとっての体感年収が最大化されるか」を具体的に検討すると、今のあなたにとってちょうどいい働き方が見えてきます。今のあなたは、本当は張り詰めた糸を緩めるように70%で働きたいのかもしれない。反対に、120%に振りきりたいのかもしれない。

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