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年収が同じでも幸福度が違うのはなぜ? 働き方の満足度を「体感年収」で測る、"独自の納得感"の正体

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仕事に取り組む女性
働き方の満足度を劇的に変える、新しい視点をご紹介します(写真:elise/PIXTA)
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Jさんの月の手取りは20万円ですが、給与以外の価値について話を整理していくと、こんな数字になりました。

職場の人間関係の良さ: 月10万円相当
上流工程の経験が積める: 月5万円相当
リモートワーク勤務: 月5万円相当

合計で月20万円分の「精神的報酬」。手取りと合わせると月40万円、年換算では約480万円の体感年収になります。給与明細には書かれていない報酬が、確かに存在していたのです。

体感年収の数字は、「自分自身の幸せ換算」で決まる

体感年収は、自分にとって本当に価値のあるもの(=プラス)を数値化し、逆に負担となっているもの(=マイナス)を自覚させてくれます。そのため、自分が大切にしているものは何かも見つけやすくなるのです。

ここでの数字は、客観的に評価されたものではありません。あくまで自分が「これがあると嬉しい」と感じる価値を、お金に換算したものです。たとえば、もし今、「明日、この1万円で自分が一番喜ぶことをしなさい」と言われて受け取ったお金があったら、どう使いますか? ぜひ、ちょっと考えてみてください。

いかがでしょうか? たとえば、次のように、いろんなことが想像できたかと思います。

ライブや映画に行く
本を何冊かまとめて買う
美味しいランチを贅沢に楽しむ
ずっと欲しかったシャツを買う
1日中、スパでのんびり……など

体感年収は、このように、ただただ「自分が幸せを感じること」を、お金に換算してみるのです。難しく考える必要はなく、感覚で十分です。つまり、体感年収の数字は、「自分自身の幸せ換算」で決まります。大切なのは、他人と比べることではなく、「自分にとって何が価値か?」を見える化することです。

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【違和感の正体は、体感年収の低下かも】

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