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「もっと頑張れ」と言われたときの考え方 成果を出すほど苦しくなる"評価の呪縛"から自由になる処方箋

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70%で働く「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法
「自分らしく頑張れる働き方」とは、どのようなことなのでしょうか?(写真:jessie/PIXTA)
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「上司の上司も、そのまた上司も、みんな“成長し続けなきゃいけない仕組み”の中で働いている。気の毒だけど、だからといって、自分も同じループに入る必要はない」

「会社で働く」とは、絶え間なく利益と成長を求められることです。企業は成長し続けなければ評価されず、横ばいでも「停滞」、下がれば「問題」と見なされがちです。だから、たとえ誰かが「もう十分に頑張っています」と感じていても、組織としては、こう言わざるを得ない場面があります。

「ありがとう。でも、もう少し頑張れるよね?」

個人の気持ちとは別に、「もっと」を求め続ける構造があるのです。

無理に戦わず、「自分はどう頑張るか」を選ぶ

「構造」と言われてしまうと、「今の環境に甘んじるしかない」とあきらめそうになってしまうかもしれません。でも、安心してください。私たちは確かに環境から影響を受けますが、環境に影響を与えられる強い存在でもあります。

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だから、少しだけ距離をとって、こう考えてみる。

「この人も、仕組みの中で働いているんだな」

「自分だけじゃない。みんな何かしらの圧を受けているんだな」

そう思えると、無理に戦わなくてもよくなり、その分、「自分はどう頑張るか」を選びやすくなります。

たとえば、「評価されるために」ではなく、「燃え尽きない自分でいるために」働く。

「成果を最大化するために」ではなく、「次の選択肢を残すために」余力を持つ。

それだけで、頑張り方の軸が変わります。頑張る理由が、外からの要求じゃなく、自分の内側に戻ってくるからです。

頑張らされているときは「評価されるかどうか」など外側の基準で動いています。でも、頑張っているときは「自分が無理なく続けられるか」「意味があるか」など内側の基準で動いています。

同じ仕事でも、主語が自分か外かで、感じる疲れ方が変わってきます。

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