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ライフ #リノベな人生〜住まいと生き方を創り直した人たち〜

「港区だけどボロボロ」「30m²・2Kで使い勝手も悪め」 転勤で狭小暮らしになった夫婦が「理想を詰め込んだ部屋」を作るまで

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リノベーション時の様子
30m²2Kだった部屋のリノベーション時の様子。間仕切りと押し入れをぶち抜き、12畳ほどの箱のように(写真:大木奈ハル子さん提供)
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食器棚は前妻と使っていたものでギュウギュウ。捨てたくても夫に「使えるから」と言われ、家のなかに自分のものはなにもない。近所に住む親族との濃いつき合いも息苦しい。おまけに毎月15万円の住宅ローンと200万円のカーローンも残っている。貯金もほぼゼロの状態だ。

「家にあるのは好きじゃないモノばかり。いいところがなにもない……」

不満が溜まり、夫婦の関係にも影を落としはじめていた。まずは借金のない暮らしをしようと、引っ越しを決断した。

一念発起して引っ越した50m²の「事故物件」でDIYに目覚める

2016年に移り住んだのは、50m²のマンション。「ネットで見つけた一番安い物件」で、いわゆる事故物件だった。抵抗はなかったのかと聞くと、「割安で買えるメリットしか感じなかった」と即答。相場より2〜3割安い750万円で手に入れ、ここから夫婦ふたりの新たな暮らしがはじまった。

50m²の事故物件を購入。残置物としてついてきた家電と、購入したカラーボックスで新しい暮らしをスタート(写真:大木奈ハル子さん提供)

半年ほど経った頃、初めてのリノベーションを経験する。母が喫茶店で知り合った工務店の親方に「安くしてやるぞ」と声をかけられ、それならばとお願いすることにした。ただし当時はまだ、リノベーションに特別な興味があったわけではなかったという。

半年ほど住んでから部屋をリフォーム。こちらがリフォーム前の様子で…(写真:大木奈ハル子さん提供)
キッチンのBefore & After。キッチンは安い業務用キッチンに入れ替え、壁は自分たちでタイルを貼り付け(写真:大木奈ハル子さん提供)

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【次に引っ越したのは30m²のオンボロ物件】

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